シドニーのお勧め語学学校 ー 費用と選び方・人気校を比較
語学学校選びを制すものは、シドニー留学を制す!
シドニー留学を大成功させるための語学学校の選び方と、タイプ別のお勧め語学学校を紹介します。初心者にお勧めの学校、短期留学・長期留学それぞれにお勧めの語学学校、キャリアアップに効果的なコースや大学生にお勧めのアクティビティが豊富な学校などの一覧を比較しながらご紹介。また、シドニーの語学学校に通った際にかかる費用や、生活スケジュールも解説します。
シドニー語学学校の特徴
シドニーはオーストラリアのどの都市よりたくさんの語学学校があり、それぞれ特徴があります。
シドニー語学学校の特徴例
- TOEICやTOEFL、IELTSの試験対策に特化した学校
- スピーキング力アップに特化した学校
- ビジネス英語に特化した学校
- 少人数制のアットホームな学校
- アクティビティの開催が盛んな学校
授業形態もマンツーマンレッスンがある学校やグループレッスンのみの学校、どちらも時間割に組み込まれてる学校と様々です。
シドニーの中心地に語学学校が集中していますが、電車やバスで移動できるアクセスの良い距離にも多くあり、語学学校の選択肢がたくさんあります。
シドニー語学学校の費用相場
シドニーの語学学校に1年通うと、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?ここでは人気の学校3校の一般英語コースの費用を比較し、2019年7月現在のレート1ドル=75円で算出しています。
シドニーの語学学校1年間の費用
・グリニッジ・イングリッシュ・カレッジ シドニー校
入学金 | 100ドル |
授業料 | 20,540ドル |
教科書代 | 350ドル |
合計 | 20,990ドル(1,574,250円) |
・イングリッシュ・ランゲージ・カンパニー
入学金 | 250ドル |
授業料 | 18,720ドル |
教科書代 | 300ドル |
合計 | 19,270ドル(1,445,250円) |
・アイエルエスシー・オーストラリア シドニー校
入学金 | 230ドル |
授業料 | 20,540ドル |
教科書代 | 320ドル |
合計 | 21,090ドル(1,581,750円) |
シドニーの語学学校に1年間通うと150万円前後の授業料と別途で滞在費や食費かかります。上記は一般英語コースの場合なので、選択するコースによっては費用は大きく変わります。
シドニー語学学校の1日のスケジュール
先ほど紹介したグリニッジ・イングリッシュ・カレッジ シドニー校を例に1日のスケジュールを紹介します。他の語学学校でも同じスケジュールであることが多いです。
語学学校1日のスケジュール例
1授業80分、お昼40分、その他の休憩10分
7:00-8:00 | 起床・準備 |
8:00-9:00 | 通学 |
9:00-10:20 | 1限 復習 |
10:30-11:50 | 2限 ボキャブラリー |
11:50-12:30 | お昼休み |
12:30-13:40 | 3限 リスニング・リーディング |
13:50-15:00 | 4限 ライティング |
17:00 | 帰宅 |
学校によっては、授業後にシティツアーなど様々なアクティビティを開催しています。クラスメイト以外の留学生と接する良い機会なので、積極的に参加することをお勧めします。
シドニー語学学校のコース例
語学学校の代表的なTOEIC、TOEFL、ビジネス英語コースを紹介します。
TOEIC特化コース
TOEICでハイスコア取得を目的としたコースです。
主にリスニングとリーディングを集中的に学習します。また、専門講師から時間配分や解き方のテクニックやコツを教えてくれるので、効果的にスコアアップが目指せます。
TOEFL特化コース
TOEFLでハイスコア取得を目的としたコースです。
TOEFLは英語を母国語としない人向けの試験なので、TOEICより試験内容が難しく感じます。
試験にはリスニングとリーディングのみ、リスニングとリーディングとさらにライティングを実施するいくつか種類があり、それぞれ個別に授業で対策方法を教えてくれます。
ビジネス英語コース
ビジネスで通用する英語力を身につけることを目的したコースです。
商談や電話対応などビジネスの場で使用する実践的な英会話なので、他のコースと比べて頻出する単語が大きく異なります。
日常英会話のワンランク上の専門用語やビジネス用語が多く使われます。そのため多くの学校で入学基準を設けており、英語力が低いと受講できない場合があります。
シドニー語学学校の選び方
多くの語学学校の中からどこを選べばいいのだろう?と迷う人は、以下のステップで選んでいきましょう。
留学を経てどうなりたいか?
外国人の友人をつくりたい、英語でプレゼンができるようになりたい、またはTOEICで高得点をとりたい、目的別によって選ぶ学校は絞られます。
- 外国人の友人をつくりたい人→アクティビティが多い、または日本人が少ない学校
- プレゼンができるようになりたい人→ビジネス英語やハイレベルコースがある学校
- TOEICで高得点をとりたい人→TOEIC試験対策コースに定評がある学校
留学費用の予算は?
授業時間が長い学校、都市部にある学校、マンツーマン授業が多い学校、これらの学校は比較的高額です。例えばしっかり勉強したいけど予算に限りがある場合は、比較的に費用が安い郊外の学校を選びましょう。
どんな留学環境がいいのか?
- 多くのアクティビティを開催している学校
- 1コマが2時間以上ある学校
- 様々な国籍の学生が集まる国際色が豊かな学校
- 少人数制でアットホームな学校
- 日本人スタッフが常駐している学校
語学学校によって様々な特色があります。
せっかく留学するのだから日本人が少ない学校を選ぶ人もいますが、ホームシックになって途中で留学を断念する人も少なからずいます。自分の性格や目的をよく考えて学校選びをしましょう。
留学初心者にお勧めのシドニー語学学校
La Lingua Language School
留学初心者にお勧めな語学学校は、サポート体制が整っている学校です。
ラ・リングア・ランゲージ・スクールは日本人スタッフが常駐しています。困った時に日本語でサポートが受けられるので、留学初心者にお勧めです。
留学は不測の事態が起こることも多く、そのハプニングが楽しめる人であればいいですが、慣れない地でのハプニングはストレスになってしまい、勉強に支障がでます。
オーストラリアのシドニーは、アジア圏の留学生が多い都市です。同じ境遇の留学生がいると、お互いに理解し助け合えるので心配ありません。
またこの学校には、珍しい日本語教師の養成コースがあり、日本語教師での海外就職を目指している人にもお勧めです。
1週間、1ヶ月の短期留学にお勧めのシドニー語学学校
ILSC Sydney
1週間から1ヶ月の短期留学にお勧めの学校は、短期集中型のコースがあるILSCシドニー校です。
短期集中型のコースは成果をだすため、マンツーマンレッスンを取り入れてることが多いので初心者にもお勧めです。
またILSCシドニー校では、母国語禁止ルールのEnglish Only Policyを採用しており、授業以外の時間も英語漬けの留学生活が送れます。
日本人と日本語を話してしまう環境だと、短期期間に英語力アップの成果が得られにくいので、スパルタ環境が多いです。
1年以上の長期留学にお勧めのシドニー語学学校
Langports English Language College, Sydney
1年以上の長期留学にお勧めの学校は、海外インターンシップの斡旋や学生寮があるラングポーツ・イングリッシュ・ランゲージ・カレッジ・シドニー校です。
1年以上ワーホリビザで留学する場合、1つの学校は4ヶ月までというルールがあるので、海外インターンシップの斡旋をしてくれる学校だとスムーズに移動の手続きができます。
また最初の学校が日本人やアジア人が多い環境だった場合、インターンシップを利用して英語力をより高められる環境に移動することもカンタンです。
学生寮での滞在なら、留学経験者でない場合も同じ境遇の留学生が多く、切磋琢磨し合えるのでお勧めです。
キャリアアップしたい社会人留学にお勧めのシドニー語学学校
Greenwich English College Sydney
キャリアアップしたい社会人留学にお勧めなのは、ビジネスに特化したコースがあるグリニッジ・イングリッシュ・カレッジ シドニー校です。
ビジネス英語コースではビジネスマナーが学べ、TOEICの試験対策やMBA取得を目指すコースがある学校がお勧めです。
また学校を選ぶポイントとして、留学生の年齢層を確認しましょう。
20代よりも30代以上の留学生が多い学校が、様々なバックグラウンドを持つ人が集まるため、刺激があり勉強に集中しやすい環境です。
アクティビティも楽しみたい!大学生留学にお勧めのシドニー語学学校
English Language Company
アクティビティも楽しみたい大学生の留学にお勧めなのは、アクティビティが充実しているイングリッシュ・ランゲージ・カンパニーです。
放課後にEnglish Extraという映画やスポーツ、発音の練習の様々なアクティビティを開催しています。また校内に旅行会社のデスクがあり、週末の旅行の計画や予約がカンタンにできます。
アクティビティに参加するのは単なる遊びではなく、英語力アップにつながります。
オーストラリアの観光スポットに他の留学生と一緒に出かけるのは、教室以外で話す日常会話をより実践的に英語力を伸ばせます。
シドニーとメルボルン、語学学校に行くならどっち?
学費が安いのはシドニー?メルボルン?
シドニーとメルボルンはどちらも語学留学に人気の都市です。
シドニーとメルボルン、どっちの語学学校にしよう?と悩む人が多いです。両都市の語学学校の費用を比較しましょう。
・シドニーの語学学校の平均
入学金 | 約190ドル |
授業料 | 約19,930ドル |
教科書代 | 約320ドル |
合計 | 20,440ドル(1,533,000円) |
シドニーの語学学校の費用相場で比較した3校の平均は上記の結果になりました。
続いて、メルボルンの人気がある3校の平均です。
・メルボルンの語学学校の平均
入学金 | 約220ドル |
授業料 | 約20,280ドル |
教科書代 | 約485ドル |
合計 | 20,985ドル(1,573,875円) |
全体的にメルボルンの語学学校が少し高い結果になりました。しかし、3校のうちの1校が突出して高めだったので、その分を差し引けば全体的に大きな違いはありません。
※カプラン・インターナショナル・イングリッシュ メルボルン校
入学金 | 260ドル |
授業料 | 23,400ドル |
教科書代 | 約375ドル |
合計 | 24,035ドル(1,802,625円) |
入学金に関してはメルボルンがシドニーの相場より若干高いですが、わずか数十ドルの差です。教育面には、どちらの都市の語学学校も英語力の向上の面での大差はありません。
シドニーとメルボルン特徴・メリット比較
次にシドニー、メルボルンそれぞれの語学学校の特徴を見ていきましょう。
<シドニーの語学学校>
- 語学学校の数が多く、選択肢がたくさんある
- 目的に合わせた様々なコースがある
- 留学生が多国籍で、国際色豊かな学校が多い
- アクティビティの開催が多い
- 当たりとはずれの語学学校がある
※授業によってアメリカ英語とイギリス英語の講師がいたり、教え方や指導力の面で差が生まれてしまっているのが現状です。
<メルボルンの語学学校>
- シドニーと比べると語学学校の数は少ない
- アクティビティより英語教育に力を入れている学校が多い
- TOEICなど試験対策に特化した学校が多い
- ヨーロッパや南米の留学生が多くアジア率は低め
- シドニーと比べると講師の能力が平均的